ミー(20代女性)
前職の上司からお誘いがあり、久しぶりに飲むことになりました。
そこで、「ミーの力が必要だから、ぜひ戻ってきてほしい!」と言われました。
とてもお世話になった上司で、私のことも評価してくれていた人なので、とても揺らいでいます。
正直、今の仕事はそこまで夢中になることができず、昔の環境を懐かしく思う気持ちがありました。
その上司へ、恩返しの意味で出戻り転職をしようか悩んでいますが、どう思いますか?
テンションアゲヲ
ヘイヘイヘーーイ!ポジティブかい?テンションアゲていこうぜ!!
そうか〜、ラブコールを送られちまったわけだな〜!
自分の信頼していた人が、今も自分を信頼してくれてるとわかったら、これはうれしいことだよな〜!
ただ、二つ返事で決める前に、ちょっと落ち着いて考えを整理してみようぜ。
というのも、出戻り転職は時に失敗するケースも少なくないんだ。
出戻りのメリット・デメリットを挙げて比較する
出戻りした際のメリットとデメリットを書き出してみてくれ。
そして両者を客観的に比較してみて、メリットが上回っていたら、転職を前向きに考えてみていいと思うぞ。しかし、デメリットが上回っていたら、よーく考え直してくれ。
メリット・デメリットの例を以下に挙げておくぞ。注意点として、これらはあくまで可能性なので、ミーのケースに当てはならないものもあるはずだ。

メリット
・待遇(給与・ポジション)がアップする
・やり慣れた環境で仕事ができる
・その上司への恩返しになる
デメリット
・出戻りを良く思わない社員がいる
・仕事にすぐに慣れてしまい飽きる
・その上司が異動・退職した場合、出戻りした意義がわからなくなる
こんなふうに、メリット・デメリットをしっかり比較検討してみてくれよな〜。
それを踏まえ、今日はミーにこんな名言を送るぜ〜。
幸せとは夢に「向かい続けている」という確信である
この言葉は、予防医学研究者の石川善樹さんの言葉なんだ〜。
この人は、人間の人生に対する満足感の本質は「向かい続けている」かどうかにあると言っているんだ。
また、夢とは決して「到達地点」ではないとも言っているんだ。
例えば、夢を追いかける若手芸人をイメージしてもらうといいんだけど、彼らがバイトで食いつなぎながら一生懸命に芸人をやり続けるのは、彼らが夢に「向かい続けている」からなんだ。貧乏だけど、そうやって頑張る日々に幸せを感じられるはずなんだ。一方で、芸人の道で大成功してカネも名誉も手に入れた大御所は、全てを達成してしまったから、もはや夢と呼べるものが残っておらず、虚しさを感じたりするそうだ。

俺が名言を通して伝えたいことは、出戻り転職をした後に、どこかへ「向かい続けている」という確信が持てているかを確かめてほしいってことなんだ。
もし「上司への恩返し」とか「今の環境がイヤだから」という理由だけでは、きっとすぐに「向かい続けている」感覚が得られなくなり、虚しくなってしまうんじゃないかな。ひょっとしたら、1回目に退職した時の理由が再び頭をもたげてくるかもしれない。出戻り後の再退職は非常に気まずいものだと思うから、慎重に考えてみてくれ〜。
そんなわけで、何かにポジティブに向かい続けられるよう、テンションアゲて行こうぜ〜い!ポジリブ⤴⤴
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