第5回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?住宅編

第5回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?住宅編
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かな(20代女性)

夫が転勤で4月からインドに駐在することになりました。

海外生活にはなんとなく憧れがあったのですが、まさかインドとは・・・。

夫からは仕事を辞めてついてきてほしいと言われていますが、どうしようか・・・。

カレーとターバンとヨガのイメージしかなくて、住める場所なのか見当もつきません。

アゲヲさんは以前インドに住んでいらっしゃったそうなので、何かアドバイスをいただけますか?

 

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第4回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?食べ物編

 

テンションアゲヲ

ヘイヘイヘーーイ!ポジティブかい?テンションアゲていこうぜ!!

今回は住宅編ということで、インドで住宅選びをする上での基礎知識を伝授していくぜ!!

まずは今回の名言だ。

本日の名言
建築は闘いである

これは日本の建築家、安藤忠雄の言葉だ。

なぜ世界的に著名な彼の言葉を引用したか、その理由は今回の記事を読んでもらえれば見えてくると思う。

住宅選びの心構え

インドの不動産価格は日本より安く、日本で払う家賃と同じ金額を出せば、だいぶグレードの高い、広いマンションに住めるぜ。

ただインドの家賃は毎年上昇していて、俺が10年前に家賃5万円で住んでいた部屋が、今では10万円になってたぜ!これは年7%ずつ上昇している計算だな。

日本人駐在員はジムやプール付きの高級マンションに住むことが多いが、契約する前にしっかりと細かい確認をしないと、想像を上回るトラブルに見舞われることになるぜ。

海外での揉め事はとかくエネルギーを消費するので、未然に防ぎたいものだ。

確認すべき項目について、次で詳しく説明していくぜ。

 

第5回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?住宅編

 

契約前に入念なチェックを

インドの住宅に住む上で意識してもらいたいのは、「必ず欠陥はある」ということだ。

壁や床の仕上げが甘かったり、ペンキがペラペラ剥がれてくることは当たり前だ。

日本で部屋を借りる感覚で完璧を求めると、思わぬカウンターパンチを食らっちまうぜ。

まずは日本で住宅を購入するときに使うチェックシートを参考にしてもらった上で、以下に俺が思いつくインド特有のチェック項目を書き出してみるぜ。

昼の騒音レベル

どこに行ってもクラクションはうるさいが、その住宅では耐えられるレベルかどうか、しっかり確認してくれ。

夜の騒音レベル

線路沿いの住宅は夜行列車の警笛に注意。俺は夜中の2時、3時に毎日起こされ、引っ越しをしたぜ・・・。

シロアリ

家の中で行列をなすアイツらを退治するのは大変だぜ。日本からアリの巣コロリを取り寄せて設置し、壁に開けられた穴をボンドで埋めまくったぜ。

キノコ

俺の家では一年に一度、キッチンの水道近くにキノコが生えていたぜ。一晩のうちに一気に成長し、朝になって見てみると辺りに胞子をまき散らしていてさぁ、さすがに笑ったぜ HAHAHA!

ミミズのような生き物

トイレのタンクの中に、ミミズのような謎の生き物が発生し、ウヨウヨ泳いでいることがある。

最初に、用を足した後の便器の中で発見したときには、俺の体内に寄生虫がいるのかと焦ったぜ・・・。

ベランダに襲来するハト

ベランダにハトが来て、ものすごく量のフンをしていくから気をつけてくれ。

はとにげ〜るを設置したり、水鉄砲で狙撃したり、あの手この手で対応しなければいけないから、家にいてヒマすることがなかったぜ。

まるでアメリカのアニメによくある、ネコがネズミを追いかけるドタバタコメディみたいだったな。

ちなみに、うちのベランダに巣を作られ卵を産んだときには、孵化するまで休戦して暖かくて見守ったけどな。。。

水道管

朝起きたら部屋が水浸しでな。

寝てる間に水道管が破裂していたみたいだ。

管理人に言わせると、俺が起きるのがもう少し遅かったら、水位がコンセントに達して感電死してたらしいぞ・・・。まじか・・・。

 

うーーーむ・・・。

さんざん書いた後に言うのも申し訳ないが、これら、防ぎようがねーな・・・。

ということで、あくまで心づもりをするためのリストと思ってくれ・・・。

以上のトラブルを避けるために唯一策があるとすれば、それは「新築に住まないこと」だ。

誰かの後に住むことで、致命的な欠陥は対応済みであることが多い。

ただ、俺の前に住んでいたインド人はあまりキレイに家を使っていなくてな、ゴキブリの巣窟だったんだぜ・・・。

ご近所付き合い

ちょっと不安を煽り過ぎちまったかな・・・。

そんな環境であっても、暮らしを豊かにしていくポイントとして、ご近所付き合いはオススメだ。

ここで言う「ご近所」というのはインド人のことで、日本人との付き合いについてはまた別の回で触れるつもりだ。

インド人家族と仲良くなることで、お互いの家に招きあって交流したり、インド料理の作り方を教えてもらったり、近所のイベントに一緒に参加したり。

本物のインド文化にどっぷり浸ることができると思うぜ。

ジムやスカッシュコートがあるマンションでは、そこで知り合いになる人もいるかもな。

ちなみに、プールで知り合うこともできるが、基本的にハトたちの水浴び場となっているからな、衛生面が気になりまくるぜ・・・。

ちくしょう、またハトかよ・・・!

 

ハトとの触れ合いさえも異文化交流と捉え、ポジティブにいこうぜ。レッツ・ポジリブ⤴⤴

 

↓↓↓つづき↓↓↓

第6回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?北インド編

 

 

 

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