第6回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?北インド編

第6回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?北インド編
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かな(20代女性)

夫が転勤で4月からインドに駐在することになりました。

海外生活にはなんとなく憧れがあったのですが、まさかインドとは・・・。

夫からは仕事を辞めてついてきてほしいと言われていますが、どうしようか・・・。

カレーとターバンとヨガのイメージしかなくて、住める場所なのか見当もつきません。

アゲヲさんは以前インドに住んでいらっしゃったそうなので、何かアドバイスをいただけますか?

 

>> 前回記事
第5回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?住宅編

 

テンションアゲヲ

ヘイヘイヘーーイ!ポジティブかい?テンションアゲていこうぜ!!

今回からは、インドを東西南北に分けて、それぞれオススメの都市を紹介していくぜ〜!
まずは北インド編だ〜!!

デリー

言わずと知れたインドの首都だ。

人口約1600万人を擁する世界有数の大都市だ。

とりあえずここに行けば、いわゆるインドの混沌とした感じは体験できる。

見所は、特にない!

何か見たけりゃインド門でも見とけ!というのが俺の本音だ。

こんなところで満足されちゃあ、雷門だけ見て日本を知った気になるようなもんだ。

まぁ、それじゃあんまりだからな、女子目線で写真たっぷりのサイトを紹介しておくぜ。

アーグラ

アーグラと言ったら、何と言っても世界遺産のタージ・マハルだろう。

インドを代表する観光名所ではあるが、実はこれ、イスラム建築のお墓なんだ。

「インド=ヒンドゥー教」のイメージだが、タージ・マハルはイスラム文化なんだ。

ちなみに、「インド=ターバン」のイメージもあると思うが、ターバンもまた、少数派のシク教徒が身に付ける物なんだ。

宗教の構成比に関しては、以前の記事を見てくれ。

で、本題のタージ・マハルだが、「まぁ1回は見ておいてもいいんじゃない?」程度のオススメ度だ。

正直、心の底から感動する人はそんなにいないと思う。

俺も家族や知人のアテンドで合計4回ほど行ったが、もはや退屈感しか感じなかったぜ・・・。

だって、あのシルエット、デザイン、インド国内のあらゆるところで日常的に見るんだもん・・・。

バラナシ(ヴァーラーナシー)

こちらもインドを代表する観光地だが、ここはオススメだ!

ぜひ行ってくれ!

ガンジス河から立ち昇る水蒸気が、何とも形容しがたいオーラを醸し出すんだ。

第6回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?北インド編

バラナシとそこを流れるガンジス河はヒンドゥー教の巡礼の聖地で、ヒンドゥー教にとって死ぬまでに一度行きたい場所なんだ。

バラナシから遠く離れた南インドの友達は、ガンジス河で沐浴して、そこで取ってきた水をボトルに入れて大切に持っていたな。

ガンジス河での過ごし方は、ただ川沿いのガート(階段状の堤)を歩き、時折路地を散策するだけだ。

沐浴する人、宗教儀式を行う人、火葬場で火葬される遺体、焼かれた臭い、それらを不思議なオーラの中で感じてくれ。

ガンジス河でバタフライなんて、絶対にするんじゃないぞ!

 

ところで、この町の住民はだいぶ観光客慣れしているんだ。

俺が地球の歩き方を見ながら歩いていたら、地元の若い兄ちゃんがすれ違いざまに日本語でボソッと

「チキュウノアルキカタ モッテルノニ マヨッテル」

とつぶやいて去っていった。

誰だ、そんな言葉教えたヤツ w

リシケシュ(リシケーシュ)

バラナシはガンジス河への入門編だ。

もし気に入ったら、ぜひ上流のリシケシュへ行ってみてくれ。

ここはかつてビートルズが修行に来た場所でもあり、コアなインドファンの間では有名な場所で、とにかくガンジスの放つ特殊な空気を存分に堪能することができるんだ。

第6回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?北インド編

俺はアシュラムと呼ばれるヨガの道場に滞在し、ヨガや瞑想をして自分自身と対峙して、いろいろと見つめ直したな・・・。

ちなみに俺が以前訪れた時には、ガンジス河の脇でヒンドゥー教のお坊さんたちが夕方にお経を唱えるイベントをやっていたんだが、それに参加する群衆の中に、大麻で話題になった元女優がいるのを見たぜ。。。

そういう、ヒッピー的な空気もある場所だ。

とにかく、この場所の良さはウェブやガイドブックからは伝わらないので、ぜひ行ってみて感じてくれ!

おまけ:名もなき町を歩け

個人的な思い出話をしよう。

デリーから東へ200km、チャンドーシ (Chandausi)という名の人口10万人ほどの田舎町を俺は歩いていた。

ここにはも何もない。

観光客なんて一人もいない。

だが俺は歩いていた。

そんな町では当然日本人は物珍しい目で見られ、若い男たちからよく声をかけられた。「仕事くれ」と。

これが人生の転機だったんだ。

ブッダが北インドのブッダガヤで悟りを開いたように、俺はチャンドーシで悟りを開いたんだ。

仕事がないんだったら、俺が作り出してやろうと。

それがきっかけで、俺は今、日本の女性のキャリア形成のためのカウンセラーをやっているのだ・・・。

「インドに行ったら人生観が変わる」なんて言われるが、俺はまさにそうだった。

嘘でも作り話でも何でもなく、自分のやるべきことがわかったよ。

本日の名言
インドに行ったら人生観が変わる。変わらない人もいるけどね。

 

さてさて、そんなわけで、北インドに行った際には単なる観光だけでなく、心がキレイになる体験をして、ポジティブにいこうぜ。レッツ・ポジリブ⤴⤴

 

↓↓↓つづき↓↓↓

第7回 インド駐在妻?夫の海外転勤、生活できるの?西インド編

 

 

 

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