ミニー(女性)
夫との食事のやり取りにウンザリです。
(私)今日は何食べたい??
(夫)なんでもいいよ〜
(私)冷蔵庫にあるものでピーマンの肉詰めを作る
(夫)今日は普通のチーズの入ったハンバーグが良かったんだよな
(私)怒!! それを聞いてたんだろーがぁぁぁあぁっぁあぁあぁ!!
週に一回はこのやり取りをしているけど、気分が分かっているのになんでそれを言わないの?
それとも自分の気分も分からないほどバカなの?
意見が無いなら結果に文句言うなよ。
テンションアゲヲ
ヘイヘイヘーーイ!ポジティブかい?テンションアゲていこうぜ!!
いるいる、何を聞いても「なんでもいいマン」
これは男女間だけでなく、家族や友人の間、会社でもみられる、とてもありふれたやり取りだよな。
俺も何も考えずに「なんでもいい」って答えたら、あまり好きでないメニューが出てきてガッカリしたことを思い出すぜ。
ほんと勝手だよな、我ながら情けないぜ。HAHA
とはいえ、仮に俺が食べたいメニューを答えていても、調理に時間がかかったり、食材がなかったりで、なんだかんだ実現しないことが多いんだよな。
ほんとこの「何が食べたい問題」は難しいんだよな。
今回は「何が食べたい→なんでもいい」で悩んでいるミニーと旦那に、この言葉を贈るぜ!!
相手の立場に立ってモノを考えれば、人間は他者のためにどんなことでもできるのです。
これは瀬戸内寂聴さんの言葉だぜ。
どんなことでもできるってのは人にもよるけど、今回の悩みは相手の立場に立って見てみると問題の本質が見えてくると思うので、こちらの言葉を拝借させてもらった。
今回の場合、お互いのニーズは、
妻:冷蔵庫の食材を消費でき、栄養バランスが良く、(できれば)夫にも喜んでもらいたい。
夫:頭を使わず、美味しいものが食べたい。
ってところかな。
このニーズのすれ違いが、今回の悩みの元なんだ。
家事は頭を使うモノ?
まずは、妻(ミニー)の立場から見ていこう。
家事をしない人には分からないかもしれないけど、家事って意外と頭をつかうんだよな。
洗濯1つとっても、家族や自分のスケジュールと天気予報を照らし合わせ、最適なタイミングを見計らって行っているはずだ。
考える必要がある部分は、毎日積み重なるとかなりの負担になるんだよな。
行動に移す前に、予測や判断が必要になる「考える」ことが重要になるってことだ。
これを家事をしない人は、①洗濯機回して、②干して、③畳む、だけの簡単な作業だと勘違いし、①②③だけをやってドヤっている勘違いお父さんは大勢いるはずだぜ。
会社でも上司が机でウンウン唸っているのを、サボっていると勘違いしてる新入社員がいるけどそれと同じだよな。
会社の方針や予算や部下の能力、それらの情報からこれからどうするかを考えないと、会社が潰れて、仲間も家族も露頭に迷うなんてことになりかねないんだ。
この行動の前に「考える」ってことの重要性を、少しは分かってもらえたかな。
そして仕事と同じで、家事にも「考える」が必須で、それは結構な負担になるってことだ。
提案しても採用されない?
続いて、夫(ミッキーになるのかな?)の立場から見てみよう。
おそらくこの「何食べたい?」という問いには何度も答えているはずだ。
「何食べたい?」って聞かれると、自分の好きな料理を出してくれるのかな♪っと期待してしまうんだよな。
そして、冷蔵庫の中身やスーパーの特売情報、本人の料理スキルや時間など、様々な理由でNGをもらっているのではないか?
提案しても採用されないってのも、期待してしまった分ツラいんだよな。
これが連続すると、「言うだけ無駄」となってしまい、思考停止で「なんでもいい」という返事になってしまうんだ。
もしかしたら、ミニーの作る料理はなんでも美味しいから「なんでもいい」なのかもしれないけど、結果として「なんでもいい」という返事になってしまうので同じコトだぜ。
「何食べたい?」って質問の本質?
今回の「何食べたい?」って質問の本質は、相手の好みや今食べたいモノを聞いているのではなく、料理の「考える」部分を手伝って頂戴、という意味なんだ。
端折らないでミニーのニーズをド直球で表すと、「冷蔵庫の食材や、鮮度、買い出しの労力やコスト、栄養バランスに、私の料理スキルや調理時間を鑑みて、何食べたいか提案してみて♪」だ!!
そう考えると、かなり高難易度の質問だと言うことがお分かり頂けただろうか・・・
これはあくまでど直球、そこまでのことをミッキーに求めるのはもちろん無理だとミニーも分かっているので、せめて”考える負荷を軽減してくれるサポートをしてよ”、になるんだ。
それなのにミッキーは自分の食べたいものや、思考停止で返すから、そのギャップが今回のような悩みにつながってしまうんだよな。
今回の解決方法は、前提説明
「何食べたい?」という質問があまりにも理不尽なことが理解できたと思うが、前提を付け加えるだけで相手の返事が大きく変わってくるんだ。
例えば、
「冷蔵庫の豚バラとじゃがいもを消費したいんだけど」+「何食べたい?」
としただけで、咄嗟に思いつく肉じゃががまず出てくるはずだ。
仮に今は肉じゃがの気分じゃなくても、前提条件を元に、じゃがいもと豚肉のレシピを調べることができるようになる。
漠然とした質問には、漠然とした答えしか返ってこないんだよな。
ここにある程度制約を加えることで、ぼやけていた質問がクリアになり、相手を思考停止から脱却させることができるんだぜ。
もちろんミッキー側も、相手の負担を減らすという思いやりがないと成立しないし、もしかしたら出てきたモノが違う料理だった・・・なんてことも出てくるはずだ。
それはスーパーで特売があったなど想定していた状況とズレがあり、ミニーが臨機応変に対応した結果なんだろう。
オトコならそれが現実として受け止めてやる器を持ってもらいたいモノだぜ。HAHA

理解できない時は、常に相手の立場に立ってみる
相手の立場に立つって難しいけど、これができないと相手を理解することもできないんだぜ。
生活の中で、なぜこんなことをするんだろう?、なんであんな言い方するんだろう?ってことは様々な状況であるはず。
自分の価値観では理解できない時、相手の立場に立ってみる、相手の立場に立たないと見えないモノってあるんだ。
相手の立場に立つために、相手の現状を知る必要が出てくる。
現状を知っていくうちに、相手のコトを深く理解できていく。
今回の悩みも、「何食べたい?」という質問を、ミッキーと同じ環境下で自分がされた場合を想定してみると、相手がなぜ「なんでもいい」という返事になったのかが見えてくるはずだ。
だから、何かしら不満や疑問にぶち当たった時は、一度相手の立場に立って考えてみてくれよな。
料理も夫婦仲も相手を知り、思いやる気持ちを持ちながらポジティブに生きようぜ。レッツ・ポジリブ⤴⤴
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