カスミ(30代女性)
小学3年生の息子に将来の夢を尋ねたら、eスポーツ選手になりたいって・・・
何かのスポーツ選手のことかと思ったら、テレビゲームで生計を立てる人のことなんですね。
全く応援できる気がしないのですが、息子のやりたい想いを潰すのもどうかと思い悩んでいます。
eスポーツ選手ってどう思いますか?
テンションアゲヲ
ヘイヘイヘーーイ!ポジティブかい?テンションアゲていこうぜ!!
小さい頃からなりたい目標を持っているのはいいことだよな。
eスポーツ選手か・・・
これは俺たちが子どもの時にはなかった新しい職業だよな。
子どもたちのなりたい職業ランキングにYoutuberが入るくらいなので、俺たちが子どもの頃とは確実に時代が変わっているんだなと実感させられるぜ。
そもそもeスポーツってなんだ?ってことで、ちょっと調べてみたことを紹介しよう。

eスポーツとは
eスポーツとはエレクトロニック・スポーツ、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲームを用いた競技のことだ。
スポーツって日本では身体を使った運動のイメージが強いけど、海外だとチェスなども含めた娯楽全般をスポーツと呼ぶんだよな。
プレイヤーがスポンサー契約をして報酬をもらったり、大会に出場して賞金を得たりすることで生計を立てているみたいだ。
世界で見ると実は2003年には、とあるゲームのクラン(チーム)に給与を支払う形で契約が交わされたり、ライバルチームへの移籍に移籍金が支払われたりしていたので、プロサッカーなどの世界と同じような仕組みができていたんだな。
また、eスポーツは身体が不自由な人も競技に参加できるという面もあって、福祉面でも有望視されているスポーツなんだ。
世界では年収1億超えのプレイヤーもいるようだけど、日本は先進国でも数少ないeスポーツ未承認国らしい。
そのためサッカーのようなクラブチームモデルは、かなり先の話になりそうで、賞金とスポンサー料って考えるとプロゴルファーのような収入モデルになると予想されるぜ。
賞金が高額になると賭博法に引っかかるなど、様々な議論が交わされている最中だ。
と思っていたんだが、先日、湘南ベルマーレがFIFA19というサッカーゲームでeスポーツ専属選手を募集していたぜ・・・
クラブチームも動いているので、eスポーツ選手を目指すという夢も現実味を帯びてきたな♪
市場規模でいうと、国内でもeスポーツ市場は48億円に達していて、2022年には99億円規模になると予想させる成長産業なんだ。
と、ここまでeスポーツについて簡単に説明してきたが、子どもの夢に悩むカスミにはこの言葉を贈るぜ!!
どんな形であれ夢があることで、人生は豊かな方に転がる。
これは、日本のデザイナー梅原真さんの言葉だぜ。
彼は高知県に住んでいるんだけど、一次産業と地域に関する仕事しか受けないという徹底ぶりで有名な人だ。
彼の言っているように、どんな夢でも人生を豊かな方向に変えてくれるんだよ。
夢を追うこと、やり続けた結果は、子どもの将来の財産になる
確かにeスポーツって将来どうなるか分からないし、それだけで食っていけるのか未知数なんだよな。
ただ、何かしら夢を持つってのは素晴らしいことで、それを目標に努力を積み重ねていけば、いずれ自信につながるんだ。
やり続けた、やり遂げたって自信は子どもの財産になって、将来ツラい時などに歯を食いしばらせてくれるはずだぜ。
親は支え、補填選択肢を用意
否定したり、咎めたりしちゃ、せっかくの芽を潰してしまうので、もちろんNGだ。
小学3年生だと、どうすればなれるのか道筋が分からないと思うので、そこを手伝ってモチベーションが落ちないような仕組みを作るのが重要だ。
それと同時に、もしも途中でダメになった時、再起手段や他の選択肢を用意してあげるんだ。
例えば今回のeスポーツ選手なら、保険としてプログラミングを学ばせ自分でゲームを作らせるなど、eスポーツ選手では食べていけない時のためにつぶしがきく道を準備してあげるのも親の役割だ。
子ども自身で夢を見つけたら、その夢を応援して、道を外れた時も支えることで、豊かな人生を歩かせてあげてくれよな。
時代は確実に進んでいる、親の価値観の押し付けは害悪
子どもは自分の生まれ育った時代ではなく、これからの新しい環境で育つものだ。
俺たちが大人になった時と、子ども達が大人になるころとは、少なくとも20年以上違うんだぜ。
育つ環境が20年違えば、自分たちが子どもの頃の常識なんてほとんど変わっているはずだ。
だから、自分の価値観だけで子どもの夢を潰すことだけは絶対しちゃダメだぜ。
夢を追い始めた息子の姿は、見ているだけで嬉しいはずだ。
どんな夢でも応援してあげて、息子と一緒にポジティブに生きようぜ。レッツ・ポジリブ⤴⤴
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